認知症 困った症状の対処 ③

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食べ終わった直後にかかわらず、まだ食べてないと食事を催促する

家族と一緒に食べていた食事も、食べ終わると忘れてしまい食事を片付けているそばから「まだ私だけ食べていない」と催促します。

★ 認知症の人の気持ち

・ 本当に食べてないのよ! 事実お腹がすいているもの!

・ なんで私にだけご飯を用意してくれていないの?

・ 「お腹がすいた」と言ったら何でこんなに怒るの?

脳の中で”お腹が一杯になったよ”と信号をおくる機能の満腹中枢が壊れてしまい、食べてもまだお腹がすいているという気になってしまいます。

そこへ記憶障害から食べた事実を忘れてしまい、このような言動が起こります。

 

● 食事をしたことを忘れてしまっている人に「今食べたでしょ?!」と言っても効果はありません。

● 「はい、今支度するから待っていて」とか「わかりましたよ」と言って様子を見てみましょう。

● 「今作るから、まっている間コレ食べていて!」と何か軽いものを差し出すとそれで済んでしまうことも多くあります。

お風呂に入りたがらない

認知症にかかる前は綺麗好きでお風呂も大好きだったのにお風呂を促すと「今日はいいよ」とか「まだ汚れていないから入らない」とか言って何日もお風呂に入ろうとしません。

★ 認知症の人の気持ち

・ 面倒くさいのにムリに入らせようとしつこくしないで欲しい

・ 汚いとか臭いとか、気分の悪くなるようなこと言われたから絶対に入らない

・ ムリに脱がせようとして恥ずかしい、恐い・・・

入浴は複雑な行動がともなうので認知症の人にとってはとても面倒な行為です。

また、裸になって体を他人に洗われるのは恥ずかしい事なので、プライドが高いひとや羞恥心の強い人にはとても抵抗があります。

● 「汚いから」や「臭くなる」などと説得するのは逆効果で頑なになります。

「入ると気持ちいいから」と誘導するようにしましょう。

● 裸を見られるのが恥ずかしいという人には下着を付けたまま入ってもらうようにしましょう。

● 外出できる方なら温泉に連れ出すのも効果的です。

急に怒り出したり暴力をふるう

あてにしているはずのパートナー(夫であれば妻、妻であれば夫)に対してチョットした事でカッとなり暴力まで振るったりします。

★ 認知症の人の気持ち

・ いきなり何も言わずに体に触ってくるからだ!

・ やりたくないと言っているのに無理やりやらせようとするからだ!

・ 俺が間違っているなどと頭ごなしに言ってくるからだ!

暴力の背景にはこちら側では気付きにくい「引き金」があるものです。

強制的にさせようとする、言っていることを理解してくれない、馬鹿にされた、危険を感じる、などです。

また、認知症により言葉で上手く表現できずに暴力をふるうケースもありますし、日常生活の不便さや孤独感、焦燥感、被害妄想などからくるストレスがたまって怒りや暴力につながるケースもあります。

 

● 暴力が始まったら介護者、家族はまず落ち着くことです。

● 原則的には褒めて認知症の人に「良い感情」を残すことです。感情の余韻は持続します。

⇒ 逆に怯えたり緊張すると切迫感を敏感に感じ取ってマイナスの感情を助長させてしまいます。

● 一番身近な人、一番あてにしている人などに対して出るケースが多いです。

⇒ 身の危険を感じたら避難して、第三者やターゲットにされにくい家族に間に入ってもらうと落ち着きを取り戻すことも多くあります。

● 一番避けたいのは、暴力が始まった時に目には目をで力ずくで対応すると、本人は興奮して余計にエスカレートします。

 

※ ⇩⇩⇩⇩ もしかしたら、暴力行為は処方しているアリセプトに原因があるかもしれない話です。参考にしてみてください。⇩⇩⇩⇩⇩⇩

認知症患者への薬の処方で最も留意すべき事  コウノメソッドより

 

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