認知症の受診に行く時注意すべきこと

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

認知症は本人にとってもデリケートな問題

 

家族の中の大切な人に認知症の疑いがあり、いざ病院に連れて行く段階になりました。

でも本人にどのように伝えて病院に連れ出すものか、と考えてしまいます。

先ずは本人に納得、またはショックを与えないようケアしながら受診を進めなければなりません。

仮に無理やり病院に連れ出したとしても医師からの質問など素直に答えないなどの抵抗を示す可能性もあります。

すると正確なジャッジを受けられないかもしれません。そして家族への不信感がつのり被害妄想が芽生えるなどその後の治療や介護にも悪影響を与えかねません。

特に認知症は「認知症の種類」でも書きましたけど「原因となる病気」が多岐にわたります。

その「原因となる病気」が違えば治療も異なります。ここのスタート地点でのミスジャッジはその後の永いケアの為にも慎重になるべきでしょう。

本人に認知症検査を受診して貰うために

例えば「私の病院に付き合ってくれないか?」とか「健康診断に行こう」など本人へのショックを与えない誘い方も有効です。

また、認知症の検査である事を悟られたとしても認知症に対する世間の誤解を家族は理解して、本人と接していくべきです。

認知症は「原因となる病気」によっては治療可能なものもある事を理解してもらいましょう。

直す事が可能な認知症

そして「現在治療方法がない病気」が原因でも早期な段階での投薬治療や運動、会話などによって進行を大幅に遅らせて穏やかに過ごすことも可能である事を伝えます。

 

また、物忘れについて多少なりとも本人の自覚があれば、「認知症」のワードは使わないで「物忘れに良い薬があるそうだから一度受診をしてみよう」と誘うのも良いでしょう。

とにかく本人のプライドを傷つけたり恐怖を煽るような事のないよう努めるのが大切です。

専門医に診てもらおう

精神科や内科が100年以上の歴史を持つ中で、認知症が本格的に医学の対象となったのはここ20年のことに過ぎません。

したがって介護する家族にしても何処の科に受診を依頼すればいいのか解りずらいものです。

神経内科、老年科、精神科、脳神経外科、もの忘れ外来、メモリー外来などが挙げられます。

また、信頼できるかかり付けの医師がいれば紹介してもらうのも良いでしょう。

セカンドオピニオンを用意する

認知症はバックボーンとなる「原因となる病気」が非常に多く存在し、またその病気が複数の混合、あるいは移行というケースもあったりと非常に複雑なものです。

本格的医学の対象となってまだ20年足らずの分野でもあり原因となる病気のミスジャッジも珍しくないというのがどうやら本当の所だそうです。

 

高齢者を扱う日本老年精神医学会のアンケートで「認知症がわからない」と回答した精神科医が半数もいたそうです。

太字 参考文献 ↓↓↓↓↓

 

 

また、上記の参考文献でも書いてあるのですが、この本の著者である河野和彦先生のところには「前の病院に処方されているうちに症状が悪化、重度化した」訴えて来られる患者さん家族が多く、これもまだ専門医の少ない日本では起こる誤診が原因であるそうです。

 

医師に診てもらう時に注意するべきこと

 

まだ症状も軽いからと本人一人で病院に行かせず、必ず家族の誰か出来れば介護を中心に行うであろう人が一緒に付き添いお医者様と話をしましょう。

通常、医師は家族に問診を行いますので。

限られた時間ないで的確な情報を医師に伝えるには事前に「伝えたいことメモ」を用意すると良いです。

その中で本人の前では話しにくい内容があれば、医師と付き添いの家族だけの時間を取ってもらえるように事前に申し願いをしておく事をお薦めします。

医師に伝える事柄

医師は的確に症状などを伝えるには事前準備として「伝えたいことメモ」を用意します。

メモの中身は

◆年齢 性別 生年月日

◆過去の病歴 怪我、事故による手術の経歴

◆アレルギー

◆現在の病気 治療中のもの

◆服用中の薬 サプリメント 健康食品、飲料

◆酒 たばこの摂取量

◆現在の一日の運動量

◆これまでの経過

⇒いつごろからか   症状が顕著になった頃でなく、なんとなくそうかな?と感じた頃

⇒どうのような変化が現れたか   日常に感じたことや 本人の言動など具体的なもの

◆現在の様子

⇒趣味は続けているか  交友関係は  喜怒哀楽の出し方は 最近現れはじめた症状は などこれも具体的に

上記以外でも気がついた事はメモをしておくとスムーズに医師との情報交換が行えます。

 

そして、本人への問診が始まります。

簡単な記憶力と知的能力などを診る為のものが中心です。

ここで認知症の疑いがあれば、更に血液検査、脳検査などで「原因となる病気」を探って行きます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする