認知症の誤診で多いタイプ判定ミス MRIが正確な判定に大きく貢献

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画期的な認知症薬物療法マニュアル  コウノメソッド」でも書きましたが、日本では認知症の治療や研究の歴史がまだ浅いため、認知症タイプの誤診などが驚くほど多く起こっているそうです。

認知症タイプの誤診、例えばアルツハイマー型認知症をレビー小体型認知症と判定してしまうケースです。

このようにタイプ判定を誤ると、その後の投薬治療などに効果が現われないどころか症状の悪化などの大きな弊害が生じることも多々あるそうです。

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アメリカの医師が発表 「アルツハイマー型」か「レビー小体型」かの判定にMRI検査が有効

2016年11月2日のオンライン版「American Academy of Neurology」によると、アメリカはミネソタ州の医師Kejal Kantarci氏がMCI(軽度認知障害)の患者がアルツハイマー型認知症になるのか、レビー小体型認知症になるのかをMRIの検査が有効だと発表しました。

MRIによって海馬の縮小の有無を目視によって見分けることができて、専用診断ツールで見分けることが出来るそうです。

海馬の縮小がみられた場合「アルツハイマー型認知症」になる確率が高まるそうです。

レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症に次いで、患者が多い病気です。

症状に違いは見られるものの、判定は難しいのが現状で誤診も多くあると言われています。

 

2016年12月、この記事を書いている現在の医療では確定診断は患者が亡くなり、その後の解剖によってのみできるそうです。

つまり、正確なタイプ判定は患者が生きている間はできないということになります。

今回の発表のように発祥の初期から確定判定ができるようになると、正しい投薬や治療ができるようになります。

 

また、アメリカの別の医師「 Wolf-Klein氏」は、レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症患者に投与される「抗精神病薬」は効き目がなく、MRI検査による見極めは重要だと話しています。

現在でも専門医で受診を行えば、MRI検査、CTスキャン検査、脳血管検査、心理検査など多角的な方面から検査を行っています。

 

今回の発表であるように、MRI検査による判定確率の向上がなされ確定診断がされるようになると患者とその家族の生活の質から改善されるのではないでしょうか。

今後の研究成果に期待をしたいと思います。

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